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「美味しい」の一言をいただけるよう
これからも味を追求していきたい。

レストラン第一事業部
吉田 孝弘Takahiro Yoshida

高校卒業後に、料理の道を歩み、懐石料理店や老舗料亭などで腕を磨く。卓越した包丁技術と感性を武器に、カウンター越しに「体験」を提供する料理スタイルを確立。現在は食べログランキング「福岡市のランチに使える寿司のお店」10位(2025年7月現在)「鮨麻生 平尾山荘」の二代目大将を務めている。素材の持ち味を活かしつつ、季節感を織り交ぜた料理で、多くのゲストを魅了している。

料理人の原点は、母の笑顔でした
私が料理に興味を持ったのは中学1年の頃。夜勤で働く母のために晩ごはんを作ったら、「これ、美味しいね」と笑ってくれたんです。あの笑顔が嬉しくて、夢中で本を読んで毎日料理を作るようになりました。「もっと上手くなって、もっと喜ばせたい」──その気持ちが、私の料理人としての原点です。高校では調理科に進み、和食店でのアルバイトと学校生活を両立。卒業時には料理コンクールで最優秀賞をいただきました。3年間、学校とバイトを行き来する日々でしたが、楽しくて仕方なかった。とにかく料理が好きで、気づけば料理が“日常の一部”になっていたんです。毎日台所に立つことが、自然と自分の生き方になっていました。
基礎を極めたい─修行の日々
卒業後は和食懐石の店に就職し、二人きりの厨房で3年間みっちり技術を学びました。切り方、味付け、盛り付け、器の選び方──一つひとつに意味があり、学ぶことばかりの毎日でした。でも、もっと高い技術に触れたくて、21歳で福岡市の老舗料亭へ。そこは100年続く格式ある店で、厳しさも技術も桁違い。包丁の動きひとつ、素材の扱いひとつに、無駄がない。ここで、私の料理の軸がつくられました。最終的に2番手を任されましたが、それでも「もっと表現したい」という気持ちは強くなっていきました。自分の料理を、もっと近くでお客様に届けたい──それが、次のステップへの原動力になったんです。「料理はサービスでもある」そんな考えが芽生えた時期です。
カウンターで料理を「届ける」ということ​
「もっと料理で人と繋がりたい」と思っていたとき、出会ったのが、和食店 石堂橋「白つぐ」の大将。市場での偶然の出会いから、思い切って直談判して仲間入りさせてもらいました。若手中心の厨房は、自由で創造的で、エネルギーに満ちていました。秋刀魚と生ハムのコンフィなど、自分の発想で新しい味に挑戦できたことは大きな学びでした。カウンター越しにお客様の表情を見ながら料理することで、言葉以上のフィードバックをもらえる喜びを知ったんです。うなずき、微笑み、箸の動き一つひとつが「美味しい」のサイン。自分の料理で人が笑う瞬間に立ち会える──これこそが、私が料理を続ける理由になりました。ここで初めて、「自分の料理が誰かに届く実感」を得ました。
鮨麻生で見つけた、自分のステージ
その後、IMD Allianceに出会い、「鮨麻生 平尾山荘」に入社しました。最初は前任の米島大将のもとで、和食パートを任されました。和食×カウンターという、自分の理想にぴったりの仕事で、日々がとても充実していました。1年半後に大将が退職し、「二代目大将」として私が就任することに。不安もありましたが、それ以上に「この場所で、自分の料理を表現したい」という気持ちのほうが強かったです。握りの技術を一から見直し、日々練習と挑戦の連続でした。けれど、お客様の目の前で自分の手で料理を完成させることの喜びは、何物にも代えがたい。今この瞬間、私は料理人として一番いい場所に立っていると感じています。
夢を追いながら、仲間と成長する日々
「いつかは自分の店を持ちたい」という夢は、ずっと変わらず心の中にあります。でも今は、鮨麻生というステージで、毎日多くの学びを積み重ねています。IMDは、新しい挑戦を歓迎してくれる会社です。メニューの提案もできるし、若手にもどんどんチャンスがある。和・洋・中・カフェ・鮨など多彩な業態があるから、自分に合った道を見つけることができるんです。私自身、後輩と一緒にメニューを考えたり、接客のスタンスを共有したりと、チームでお店を作っていく日々を楽しんでいます。技術はあとからついてきます。大切なのは、料理に向き合う真摯な姿勢と、人を喜ばせたいという気持ち。それを持っている人と、一緒に働きたいと思っています。
将来料理人を目指している方、私に直接話を聞いてみたい方は、
ぜひお気軽にエントリーください。(学生限定/年次問わず)